琵琶湖派

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ウミウ Japanese Cormorant 2023/12/06 草津市
恐らく草津市のみならず琵琶湖南部でも初記録ではないかと思う。琵琶湖北部で稀にカワウの群れから見つかるが、南部での発見例は個人的には聞いたとこがない。発見後1時間ほどで飛んでしまった。
個人的な観察としては2020年に高島市で観察して以来2度目である。

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カキラン 23/06/09 大津市
かつての造成地は徐々に荒廃が進み、コンクリートは波打ち周囲から水が溢れ出している。この一帯はカキランの小群がみられるが、ここ数年でかなり株数を減らしたように思う。

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セッコク 23/06/10 大津市
標高600m強の杉植林帯にて。麓で見た株は終わっていたが、山間部は今が見ごろ。

※完全にサボってましたが、ブログを再開します。

【滋賀県南東部】
曇り
カモ類10000‐20000
コスズガモ♂1
クビワキンクロ♂1
アカハシハジロ♂1
トモエガモ25
チュウヒ1
クロツラヘラサギ2

コスズガモ今季初登場。キンクロハジロ主体の群れの端で寝ていた。今年の3月に現れた個体と同一だろうか。クビワキンクロも相変わらず遠く寝ているばかりである。クロツラヘラサギを滋賀県内では初見。
カモ類の総数はやはり常に増減があり、秋の大群ではないものの日によってはかなりの数が集まっていることがある。それらの多くは沖合の船の数や、波の高さにやや影響されていると思われ大きな入れ替わりはやはり少なくなっている。この辺りの時期から冬季の様相になる。波は高くなり、対岸に聳える比良山系は冠雪し、一層冬を演出する。

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【滋賀県南東部】
晴れ 11:00-17:00
カモ類10000-20000
アカハシハジロ♂Ad1,Juv1,U1
メジロガモ♂Ad2,Juv1/♀Juv1
アカハジロ×メジロガモ?♀1
クビワキンクロ♀Ad?1
メジロガモ×ホシハジロ♂4
アカハジロ×ホシハジロ♂2
スズガモ×キンクロハジロ♂Ad1

また更新をさぼってしまった。今年の琵琶湖は特に成果がすごい。一応記録は貯めているため、どこかでまとめて更新したいと思っている。過去日付に合わせた投稿と合わせ秋の総括は更新する予定。ブログに留まらずメジロガモの増減及びクビワキンクロの複数飛来、アカハシハジロの複数飛来はやはり特筆すべき記録であると思うため、どこで記録として公にできればと考えている。ブログはまずその1段階目の足掛かりとして・・・

さて、本日も琵琶湖南東部のカモを観察してきた。本日の特筆ものはやはり何といってもクビワキンクロ♀の飛来である。今季は10/31に♂個体を発見しているが、♀は初登場。今日は♂をなかなか見つけられず探し回っているところを発見した。アカハシハジロやメジロガモと並ぶ姿はなんとも琵琶湖らしさを感じる。メジロガモが毎期観察されるようになった前年、その後を占うように数羽現れた経過と似ているが、同じ轍を踏むか?アカハシハジロは同じ群れに3個体。♂ばかりである。一時期見られなくなったメジロガモは再度個体数を回復し4羽に膨れ上がった。時期が過ぎてもまだまだ飛来が止まらないところに飛来数の増加を感じる。
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月食 22/11/08
スマートフォン+フィールドスコープで撮影。
2枚目の左下はたぶん天王星。
地元が曇り空でうまく観察できそうにないと判断し大原へ。大原の山中で観察していたが、途中で晴れ始めたので地元へ戻って家から撮影した。

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ミズネコノオ 22/09/16 滋賀県
稲刈り後の田んぼに花穂を上げ始めていた。昨年より花数は少ないようである。滋賀県では絶滅危惧Ⅱ類に相当し、数を減らしているようである。この付近も宅地開発の影がみられ自生地の存続が危ぶまれる。
この付近は新興住宅地に位置し、ミズネコノオが自生する田んぼは取り残された形でど真ん中に位置する。私が幼少のころはこの付近は一面田畑が覆っていた。ここ数年は急速に宅地開発が進んでいる。関西圏はかつてアーバンネットワークと呼ばれ鮮烈な高速輸送の体制が整備された。先住する人々は高齢化し、京阪神へのアクセスの良いベッドタウンとして秀逸なこの郊外は若い移住者たちが増えた。それでも開発の手がそれほど進んでいなかった私の幼少期は、春には窓を開ければ田を耕す土臭い香りが漂い、秋になれば稲刈り後の青い香りが部屋に立ち込めた。思えば環境は良かったと思う。今が悪いわけではないが、高架駅から町を眺めればずいぶんと賑わいが増したなと寂しい気持ちになる。

【滋賀県大津市】22/09/19
曇→雨 14:00-18:00 やや強風
アジサシ10-20
クロハラアジサシ類2
コアジサシ100±
トウゾクカモメ類1
ユリカモメ+++

【滋賀県大津市→長浜市】 22/09/20
晴 湖岸は強風
アカアシカツオドリJuv.1
アジサシ+


前回日本列島近海を掠めた11号よりも列島を西日本を中心に直撃し日本海を北上した。台風に伴い滋賀県内では琵琶湖を場合により多くの海鳥が観測できることがある。今回は県北部をやや暴風域を掠める程度であったため通過個体数はそれほど期待できるものではなかったもののこうした悪天候時の観測は過去より継続しているため、台風通過前より定点観察をしてみた。やはり通過個体数は少なく2019年台風10号や2018年台風12号及び台風24号のようなおおむね直撃コースをとったものに比べ物足りない結果ではあった。しかしながらコアジサシの大群が南下する姿が台風の接近とともにみられるようになり、多少なりとも外洋の鳥の侵入を観察することができ、トウゾクカモメ類もそれに伴うものと思われる(台風とかかわりなく通過することもある)。翌日は県南部での観察を午前であきらめ北部に移動。アカアシカツオドリは県内に定着している幼鳥と同一の可能性があるが、暴風の中カワウの群れを突っ切り沖に飛び出す姿が印象的であった。やはり琵琶湖を飛翔するカツオドリ類は絵になる。
こうした際の県南部での観察を中心としている理由はまず第一に琵琶湖を眺望できる建物があるということがある。周囲を背の高い建物に囲まれながら湖岸を望むことができ比較的安全に観察できる。もう一つは北部の広い水域では取りこぼしが多くなるため、南部の狭い水域に絞っているというところである。琵琶湖大橋付近で上昇する個体もいるため、高度の高い個体は見落としていると思うが、沖を飛びすぎて視界に入らない・・・ということはない。今回は南部よりも北部がよく当たったようである。県北部を通過した際には南部には飛来せず北部でカワウやユリカモメに混ざりそのまま北上してしまう可能性もあるかもしれない。

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アカアシカツオドリ
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台風通過前の琵琶湖南部

【滋賀県北東部】
晴れ 9:00-18:00
シマアジ♂Juv1
コガモ♂Ad11,Juv1/♀Ad2
スズガモ+キンクロハジロ30±
サンショウクイ3
クロハラアジサシAd1
ウミネコJuv1
イソシギ2

滋賀県北部を中心に強風域を掠めながら通過した台風11号。基本的に直撃or西側通過以外ではその恩恵を受ける可能性は低いもののなにか迷行していないかと湖東岸をうろうろ・・・
特にシギ類や海鳥類の出現はなくいつもの様子だった。ここ数年この時期は草津市北部湖岸より徐々に北上して行くコースを気に入っている。今年はややコガモが遅めである。私自身は赤野井湾でのコガモの飛来→増加がひとつの県南部のカモ類の飛来状況の目安なのだは、去年の初認日である今日はコガモ、シマアジともにみられずカルガモのみだった。しかしながら長浜市では昨日はみられなかったコガモの纏まった群が入っており、本日飛来して模様である。個人的にはコガモの初認までは夏なのである。逆に言えば8月であってもこの姿を見れば秋を感じる。ヒメビシの覆う池面を泳ぐシマアジとコガモというのが初秋の印象付ける映像とも言える。そろそろ南部でもその姿が見られる頃であろう。

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コガモとシマアジ
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ミズオオバコ
湖東部ではよく見かける。

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ハクセキレイ白変個体 22/08/05 草津市 Leucistic White Wagtail.
頭部に大きな白化部分がみられる個体。
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頭部以外に背中にもモザイク状の白化がみられる。

内容はタイトルの通りである。
分布域東限に近いと思われる個体数の少ない土地で盗掘にあってしまった。自生地の環境は針葉樹林帯と広葉樹林帯の境でやや湿り気のある林床であった。近くにはエビネの大群とやや離れたところにはトケンランがありまさにエビネ類の好む環境である。少々の藪漕ぎと不安定な足下を超えたところにあり植え戻しというよりは自生的な雰囲気を醸していた(地域的な系統や植栽系統について詳しくないのでそれ以上はわからない)が、やや目立つ場所であり気をつけて見ているものであれば見つけられそうな場所でもあった。昨年観察時には古い株や枯れ果てた株が何株も倒れており少なくとも数年は連続で咲いていたと思われる。今年同地に入ったが昨年の開花株は全て抜き取られ掘り返されていた。もちろん今年は花茎を付けた株は無く、葉の焼けた古いものが残されていた。以前に地元のセッコクとシュンランの盗掘を確認したことがあるが、それに続いて三度目。食害ならまだしもやはり人為的な被害による喪失は失望感がより大きい。

こうした鑑賞価値の高い植物は動物による食害、人為的な開発意外にも盗掘という脅威がある。自生地の共有は公のネット空間を介さない仲間内の共有以外にもSNS、ヤマップ、ヤマレコなどと言った登山系アプリ等ネット上の公開物による浸透も見られる。
SNSにおいては
・非公開状態でない場所付き、或いは特定可能な背景が写った画像のアップロード
・1人の投稿による連鎖的なアップロード
登山アプリでは
・歩行路上に画像を添付し場所が特定される形での投稿
・歩行路上には画像をおいていないが、山域を特定した状態での投稿
など、あげればきりが無いが個人的にこうした形で露見することが多いように感じている。これは鳥類でも同じことである。
登山アプリに関しては遭難防止、気軽な画像共有による娯楽的な意味でも非常にメリットの大きいものであると思う。しかしながら反面上記のような脅威の一端となる可能性も孕んでいる。

ただし画像の公開によって新たな知見を得られるケースも多くSNS上の投稿やネットへの投稿が全て控えられるべきとは思わない。
十分なトリミングや確実に特定できない形を取るなどの配慮は必要だと感じている。

個人的には自生こそ魅力と感じているタイプの観察者であるためやはり希少植物の保護的な観点から見てもその場においておくべきであると考えている。非常に難しくシビアな問題であるため、表現が難しいが、時間をかけて見に行ったにもかかわらず盗掘を目の当たりにした喪失感はあまりに大きく思わず記事にしたためた次第である。自分も気をつけなければならない。

【滋賀県北東部 22/04/18】 
曇一時雨 7:00-18:00
コチョウゲンボウ♂2cy
ムネアカタヒバリ2call

ムナグロ100+
シマアジ♂1st-sum?1/♀1
クロツグミ♂2
アカハラ20+
推定オオジシギ5
タシギ20+

狙い目のもの二つとも外す。しかしながらコチョウゲンボウ個人的最遅記録を更新。

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スミレサイシン 22/04/07 高島市
・スミレ科スミレ属
スミレサイシンはスミレサイシン類の中でも雪の多い日本海側に生育する種類である。花弁は紫色で葉は心形、側弁は無毛である。花が終わると葉は広く展開し、花期とは比べものにならないくらい大きな葉になる。
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スミレサイシン類にみられる特徴的なふと短い距。

滋賀県中部以南ではナガバノスミレサイシンが分布している。スミレサイシン類の棲み分けについてはこちらで述べたとおりである。

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ユキワリイチゲ 22/03/25 滋賀県
・キンポウゲ科イチリンソウ属

非常に美しい。少しばかり芳香がした。
気温が高く、太陽の出ている日によく開花する。

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セツブンソウ 22/03/04 滋賀県
・キンポウゲ科セツブンソウ属

スプリングフェメラルの中でもいち早く開花し名前の通り、節分を意味する語を和名に冠する。しかしながら滋賀県では節分というよりはひなまつり、啓蟄といった早春の到来を印象づける種であろう。
県東部の山あいでみたこの群生地は学生時代に猛禽類調査で幾度となく訪れた集落の外れでもあった。その頃とは何も変わっていない集落の姿が懐かしかった。

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ユリカモメ第二回冬羽 22/01/28 草津市
足、嘴は周囲の成長と比べて淡い赤色。肩羽の摩耗がやや強い。

※ぼちぼち投稿再開していきます。

少し投稿の間隔が開いてしまったが、またぼちぼちと日記もかねて投稿しようと思う。
雨が降り続き盛夏というべき盛りもなく気候は涼やかになり始めた。暑さに参ることはほとんど無く過ごすことができ体力的には大変助かった。しかしながら、毎年梅雨後の強い日照りを感じながら飛来し始めた秋の鳥たちを観察するという真夏の恒例はなく少し寂しいようにも思う。今季も8月上旬より農地を中心にシギ類が通過を始めたため今回は今年下半期に観察したシギ類について。
まだまだ月末あたりまでは観察できる可能性があるため中間報告としてまとめる。
大まかに湖北・湖西・湖東・湖南と4つの区分にわけ集計した。
外国の観察者の方とも何人かお会いし、なんとなく記録の部分は英名にしてみた。

2021/8/13
East of the lake
Greenshank 6ad
Wood Sandpiper 3ad
Green Sandpiper 1ad
Latham's Snipe 1ad

この日が初認。農道上で推定オオジシギ1羽が目の前に降り立った。

2021/8/16
East of the lake

Greenshank 1ad
Wood Sandpiper 4ad
Green Sandpiper 1ad
Latham's Snipe 1ad,1juv
Black-winged Stilt 1juv

セイタカシギ初認。

2021/8/20
East of the lake

Common Redshank 1ad
Greenshank 3ad
Wood Sandpiper 3ad
Gargany 1male ad?,2juv/2female juv

アカアシシギ初認。シマアジを個人的過去最速記録大幅更新。シマアジについては後日別の記事で報告予定。

2021/8/25
East of the lake

Common Redshank 1ad
Wood Sandpiper 5juv
Green Sandpiper 2ad
Black-winged Stilt 1juv
Common Snipe 1juv
Greater painted Snipe call1
Numenius sp. 1
Gargany 1male ad?,2juv/2female juv

チュウシャクシギっぽい陰を運転中に発見する。数分後に戻ったがいなかった。

2021/8/29
East of the lake

Wood Sandpiper 15juv
Green Sandpiper 7
Common Snipe 3juv
Red-necked Stint 12juv
Greater painted Snipe 1male ad
Black-winged Stilt 1juv
Gargany 1male ad?,2juv/2female juv
South of the lake
Great Knot 1juv
Tufted Duck 1male ad

2021/9/1
East of the lake

Common Snipe 5
Red-necked Stint 5juv
Wood Sandpiper 5juv
South of the lake
Swinhoe's Snipe 2juv
Great Knot 1juv
Wood Sandpiper 1juv

チュウジシギを初認。

2021/9/2
East of the lake

Red-necked Stint 30juv
Wood Sandpiper 10juv
Long-toed Stint 1ad,1juv
Black-winged Stilt 1juv
Greater painted Snipe 1male ad
South of the lake
Swinhoe's Snipe 2ad,1juv
Great Knot 1juv

トウネン30羽と大幅増加。

2021/9/3
East of the lake

Red-necked Stint 27juv
Broad-billed Sandpiper 1juv
Long-toed Stint 1juv
Wood Sandpiper 2juv
Greater painted Snipe call1
South of the lake
Swinhoe's Snipe 1ad,2juv
Swinhoe's Snipe? 2
Latham's Snipe 1juv

トウネンの群れに混ざるキリアイを発見する。

2021/9/7
East of the lake

Swinhoe's Snipe 1ad
Red-necked Stint 5juv
Wood Sandpiper 12juv
Black-winged Stilt 1male ad
Dunlin 1juv
Greater painted Snipe 1male ad/1female ad
South of the lake
Eurasian Teal 5male ad/4female ad
Gargany 1male juv

草津市内湖岸にてコガモを初認。

2021/9/8
East of the lake

Swinhoe's Snipe 1ad,1juv
Common Snipe 6
Red-necked Stint 5juv
Broad-billed Sandpiper 1juv
Long-toed Stint 1juv
Dunlin 1juv
Black-winged Stilt 2male ad
South of the lake
Eurasian Teal 8male ad/4female ad
Gargany 2male juv/1female juv
Northern Shoveler 1female ad

早くもハシビロガモを初認。

2021/9/11
East of the lake

Red-necked Stint 5juv
Dunlin 1ad
Black-winged Stilt 1male ad
South of the lake
Eurasian Teal 13male ad/7female ad
Northern Shoveler 1male ad,1male juv/1female ad

シギ
今期顕著に飛来の見られたトウネンをアオアシシギ、クサシギ、タカブシギといった毎期安定して通過する種と比較してみた。9月初旬をピークに大きな群れが抜け以降は低調である。確認した限り通過は全て幼鳥である。
カモ
少し早いがカモ類の増加グラフ。コガモは順調に増えてきている。早くもハシビロガモはここから本格的に飛来数が増える可能性がある。

例年に比べ休耕田の環境が良いためかシギ類の通過は多い(或いは観察者の目に触れすくなった可能性もあるが)ように感じる。外海に面した都府県に比べるともちろん数は少ないが、それでも農地、河口を中心に内陸部をある程度の数が通過していることが見て取れる。また今期はキリアイやオバシギなど観察例の少ない種の出現も見られている。

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トウネンjuv
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トウネンjuv
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トウネンjuv→1st-win
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オバシギjuv
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推定チュウジシギ
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シマアジ
農地に立ち寄るのはシギチドリだけではない。

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コムクドリ♂成鳥 2021/08/07 大津市
JR線沿線の街路樹でねぐらを取るムクドリに15羽ほど混ざっていた。騒音、糞害と忌み嫌われるムクドリであるが、個人的にはこのムクドリねぐらの観察は楽しみのひとつでもある。ムクドリのねぐらはムクドリだけでなくこうしたコムクドリなど他種のムクドリ科の鳥が混ざっていることがある。コムクドリはともかく時折ホシムクドリやギンムクドリなどがねぐらをともにしているポイントにあたることがあり注視している。
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コムクドリ単体の群れであることもあるのだが、ここではムクドリ200強に15羽。夏場であれば割とどこにでも混ざっているように思う。

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カヤラン 21/04/30 京都府
市街地の外れの川沿いで群生している。大きな株は少なく転々と着生している雰囲気だった。

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サンインシロカネソウ 21/03/20 滋賀県
山麓の水路沿いに群生。非常に小さい花で気をつけてなければ見落としてしまいそうである。道に寝転がって撮影した。
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アケボノシュスラン
付近の竹林のアケボノシュスラン。結局昨年は咲かなかった。

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