【草津市 20/11/16 晴】
赤野井湾~志那浜
アカハジロ雄A1
アカハジロ×ホシハジロ雄A2
メジロガモ×ホシハジロ雄A1
アカハジロ×メジロガモ雄A1
オカヨシガモ×ヨシガモ雄J?1
ヨシガモ系不明雑種1
ホシハジロ20000-30000
キンクロハジロ5000±
スズガモ1000±
トモエガモ雄A1

今期2個体目のアカハジロを同じく琵琶湖で見つけた。前回(201026個体)とは異なり今回は成鳥である。換羽状況も嘴峰の暗色部のパターンも異なっている。比較的近距離で発見し、今回はゆっくり観察することができた。雑種が大当たりな一日でヨシガモ系の雑種は2個体。アカ系3個体、メジロ系2個体と今期一の成果が上がった一日だった。ホシハジロは数を減らし始め、キンクロハジロがじりじりと個体数を伸ばしてきている。渡りの時期の終焉とともにこれらの個体数は概ね同数か逆転し越冬期へと入るのである。それにしても今期は恐らく10個体程度メジロガモが通過したが、大阪以西でも例年に比べ観察数が増えている。通過した「が」となぜ逆説にしたかというと、大阪以西(主に大阪)での観察数と比較しても琵琶湖の個体数が上回っており、より西に移動していると思われる琵琶湖個体群の後詰めが無いからである。どこまで渡っているのだろうか?そして春の通過は秋に比べシビアである。こうした中継地としても有力溜まり場である琵琶湖での定量的な観察というのはやはり意味を持つことであると思われる。
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